2018年6月14日

相場の【今】を知る方法〜5つのパターンから読み解く〜

初心者

「今が買い時」っていうのはどうやって判断するんでしょうか?

お師匠

1つの分析方法として「アメリカ景気を分析する」という方法があります。

初心者

なんでアメリカの景気を分析すると「買い時」がわかるんですか?

お師匠

日本株はアメリカ株の後を追いかけるという特徴を持っています。それを利用して、今後の株価を予想するのです。


あなたは今「株を買いたい」と思っていると考えているかも知れない。
しかし、絶対に買ってはいけません

まずは、相場の環境を分析して、大丈夫と判断できてから買っても遅くありませんので、しっかりと確認するようにしましょう!

現在の投資環境はどんな状態か?

最初の分析は、個別株の動向に目を奪われてはダメ。

多少は儲かったとしても、相場自体が大きな下落に巻き込まれた時に、ほとんど全ての銘柄と一緒に自分の買った株も下がるだろう。

「自分だけは大丈夫」なんて思わないこと

次のチャットは、私が注視していた銘柄がある日突然暴落し、原因を探しているときに目に止まったもので、しっかりと教訓にするために残させてもらっているものです。

金額の大小こそあれ、株での地獄とは以下のようなもの…。

と、文章が続くのですが、以後彼がどうなったかは知る由もありません。

大切なお金を守りながら増やすには「勝てる可能性の高い時に投資」する必要があり、チャンスを生かすために「相場がどんな状態か」を知る必要があります。

それでは気を取り直していってみましょう!

1.米国経済は好調で、日本株も強気の相場環境だ

この相場の時は「隣の庭が青く見える」ことだと思います。

ですが分析を行う際は、当然のことながら現在の景気は判断材料ではありません。

どういうことかというと、TVに出ているプロやアナリストと呼ばれる人たちが、
今、経済は順調ですから安心です」とは言っていませんか?

もちろんプロは分かって言っていると思いますが、現在の株価というのは、概ね6ヶ月〜1年先の業績を表しているんです。

ということは、厳密に言うと「」の景気が良かろうが悪かろうが、
すでに半年以上前の株価に反映済みの、死んだ情報ということになります。

だから、「これから」の株価を予想するときはには、
楽観的にアナリストの言葉を鵜呑みにしてはいけません

それでも買うことをやめられないなら、次の2つを検討してみよう!

  1. 投資ゲームで腕を磨く
  2. IPOはローリスク/ハイリターンのとても良い投資だ。
IPOとはInitial Public Offeringの略で、将来有望な成長性も期待できる会社がどんどん株式市場に上場してきます。IPO投資は非常に勝つ確率の高い優秀な投資ですが、あなたの資産を今よりもっと増やすために、正しい攻略方法を知りましょう!
結論:個別銘柄を分析するには全然早い
このタイミングでは、買った銘柄がバブルのように上昇するかも知れないが、実態がない場合も多い。(行き場のない資金が市場の人気銘柄に一時的に集まっているだけかも?)
もし、買った直後にネガティブなニュースで相場が下がったら、一旦利益確定の売りが膨らんで大きな下落に巻き込まれるかも知れない。

2.米国経済は好調だが、日本株は弱気相場になっている

米国の経済は好調で日本株が冴えないのは、もしかすると円高が原因かも知れない。
※厳密にいうと、現在の為替より将来の為替の方が円高になると予想されているとき

その場合は、米国の好景気がいつまで続くか?またそれが日本にとってもいい影響を与える政策か?などを検討する必要があります。

もし、不確定要素を排除できない場合は、リスクオンの環境は整っていないと考えてOKです。

円高で日本株が冴えない状態で買うことは、「安く仕入れる」ことができるチャンスとも言えるが、米国の出方次第では損失を出してしまう可能性が高い。

それでも買うことをやめられないなら、次の3つを検討してみよう!

  1. 投資ゲームで腕を磨く
  2. 円高が長く続くときは、ディフェンシブ銘柄を物色するのもいいかも知れない。
  3. IPOはローリスク/ハイリターンのとても良い投資だ。
ディフェンシブ銘柄は、一般的に景気の変動の影響を受けにくく、業績が安定している業種を指し、具体的には、生活必需品である食品や医薬品、社会インフラである電力・ガスや鉄道、通信といった業種のこと。
結論:個別銘柄を分析するにはまだ早い
このタイミングでは、買った銘柄がすぐに上昇するとは限らない。
もし大きく下がっても、戻りやすい銘柄(安定した経営・高い利益率など)を厳選する必要があるだろう。

3.米国株にピークアウトが来ている、日本株は強気で好調だ

しばらく米国株価が好調に推移しているかも知れない。
日本株も絶好調で高値圏が続いているようだ。

だが、米国株にピークアウト感があるなら絶対に株に手を出してはいけない。
なぜなら、暴落は突然に起こるからだ。

米国株にピークアウトが来た場合、ほぼ確実に海外勢はまだ上昇余地のある日本株に資金を移してくることが考えられ、その影響で株高が維持されているに過ぎない。

海外勢が売り方に回れば、「一粒で二度美味しい」を実現させてしまう。

それでも買うことをやめられないなら、次の3つを検討してみよう!

  1. 投資ゲームで腕を磨く
  2. 過去の高値を更新する未知の相場になっているなら、そろそろ下がる兆候が出るかもしれない。市場がもうすぐピークアウトしそうな場面では、下落対応銘柄(例:日経ダブルインバース1357)を小口で少しずつ買うのもいいかも知れない。※ただし、インバースのような銘柄は長期保有に向いていない(長期になる程、価値が目減りするほか、配当も受け取れないので短期決戦にしか使えない)
  3. IPOはローリスク/ハイリターンのとても良い投資だ。
結論:個別銘柄を分析するにはまだ早い
現在の高値がいつまでも続くとは思えないときは、なるべく早く利益確定する必要がある。現金で資産を保全しなければいけない時もある。

4.米国株が続落している、日本株も同調する動きがある

今はまさに「落ちるナイフを全力で掴む」相場です!
大怪我・大量出血の可能性が高いので、下げ止まるまでは手の出しようがありません。

もしかすると調整が不十分のまま、再度上昇を始めるかも知れない。
その時に実際の投資に踏み切るかは自己判断だが、少なくとも1〜3の状態よりはリスク取れる状況だといえます。

もう少し、本当にもう少しで安全な買い場がやってくると思えば、待つことも投資家として大切な戦略です。

それでも買うことをやめられないなら、次の2つを検討してみよう!

  1. しかし、調整が進んで相場全体が全値押し(直近の上昇相場の起点価格)になるなどすれば、非常に魅力的です。さらにいうなら、相場が反転した時に真っ先に買われそうな、好業績なのにつられ売りされている銘柄を探すべきだ。
  2. IPO投資はほぼ負けないと言われているが、それでも選別が必要な危険な相場だ。高い期待値の銘柄に資金を集中するなら、そこそこのリターンは望めるかも知れない。
結論:個別銘柄を分析する準備を始めよう
いつ底値に到達していいように相場全体の動きを見ながら、個別株の動向をチェックしてみよう。実力よりも低く評価されていている優良な企業が、安定して反転上昇する傾向がある


5.米国株が全値押しまで下がっている、日本株も底値圏で誰も興味が無いようだ

機関が個人を食い荒らし、個人は追証逃れに信用買をぶん投げて逃げ去ったあとかも知れない。今、個人の資金は株式市場とは別の方向を向いていて、売買代金は2兆円にも届かない日が続いていることだろう。

これはとてもいい兆候で、非常に業績の良い銘柄が格安で買える大チャンスだ

個別銘柄をスクリーニングして、実際に買う銘柄を決めていこう。

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