【アメリカ】利下げ局面で考えておきたいシナリオ3選

投資・資産運用
スポンサーリンク



利下げを投資チャンスにしたい人「アメリカが利下げを臭わせる発言を始めたな…。よしっ。このチャンスに乗じてひと儲けするぞ!…ってよく考えたら利下げについてあまり知らなかった。(笑)誰かわかりやすく簡潔に教えて~。」

 

こんな疑問に答えます。

 

本記事の内容

・利下げは投資チャンスになるのか
・知って得するシナリオ3選

 

こんにちは としぞうです。

先日、経済大国のアメリカ中央銀行(以下、FRB)のパウエル議長が年内にも政策金利を引き下げる「利下げ」を臭わせる発言をおこないました。

この発言を機に株式市場が過剰に反応、アメリカ株は今年2番目の上昇率で株価を戻しました。

 

今回は利下げとはなんなのかについて詳しく解説しつつ、利下げに伴うリスクとリターンのシナリオにも触れていきたいと思います。

スポンサーリンク

利下げとは~メカニズムを理解する

「利下げ」を簡単にいうと、それぞれの国が自国の景気を持ち上げたり、維持するためにおこなう政策です。

お金というものは人間でいうところの「血液」に例えられ、その意味は「滞りなく体中を循環していることが望ましい」ことからそういわれています。

 

景気がいい時代は国内企業も儲かっているので、新しい事業や設備に投資することにも積極的。結果としてさらに売上や利益が増大すれば、従業員に対する給料支払いを増やしたり、ボーナスをたくさん払うことができます。

 

収入が増えた個人も、消費が旺盛になるのでますます好循環になる。

ここまでは簡単ですよね。

 

問題は、景気が減速する(ピークを過ぎて、これから悪くなる)ことを予想する企業や個人が多くなると、稼いだお金を(事業・設備投資、人件費、消費など)使うことをためらいますよね。

その結果、お金の流れが滞り始めると企業の業績に陰りが見え始めたり、悪い循環に入る可能性が高くなります。

利下げで景気はどうなる?

先ほどいった通り、利下げをすることで「景気浮揚」や「景気維持」の効果があるといわれています。

 

実際、FRBは日本に比べて金利の調整が上手なので、思ったより景気が悪くならない(または悪い時期は短い)かも知れませんし、国内外の情勢悪化に伴い「世界的不景気」に発展する可能性も否定できないことから、様々なシナリオを想定することが大事になってきます。

 

中でもトランプVS習近平の貿易戦争の行方が、世界経済の長期的成長の展望に大きく関係していくと思われます。

利下げで株価はどうなる?

FRBが2019年1月に予定していた利上げをしなかったことで、「今年はアメリカ景気のピークアウトが来るんじゃないか?」と予想する人が増え、直近の株価が冴えませんでした。

 

「実際に利下げをしなくても」パウエル議長が匂わすだけで株価が急騰したわけですから、「アメリカ株は安い時(暴落時)に買っておけ」というのも頷けますね。

 

しかし、「景気」という大きな視点で見てみると、安心はできない状況です。むしろ利下げに踏み込んだ背景を考えると、足元では保護主義的なリーダーが各国間で軋轢を増やし、経済戦争をもたらし、緊張緩和どころかどんどん緊張感が増しています。

 

そんな中で、ひとつ安心材料が出た。

 

これに株式市場が過剰反応したに過ぎない可能性もありますので、今後を注視したほうがいいですね。

 

ひとつだけいえることは、「アメリカがガタガタになったら日本も道連れ」ということ。

日本の株価は「政府」が買い支えているからなんとか維持できている状態なので、もし買い支えをやめて、消費税増税などを繰り出せば暴落は必至でしょう。

 

たとえ今のままでも、アメリカがこけたら日本の景気もガタ落ちなので、ついでに日本株も暴落する可能性が高いと思います。

 

詳しくは下記の記事にも書いてありますので、もしよかったら読んでみてください。

参考 株式投資初心者の心構え〜よくわかる!世界経済と株式会社の基礎講座

参考 リセッション意味~過去の景気後退から対策を学ぶ

利下げで為替はどうなる?

最近は動きの鈍かった為替相場も、アメリカがメキシコに「すべての輸入品に対して5%の関税を課す」意向を示したことで動意づいてきました。

このニュースでアメリカ国債の金利が急降下し、それに合わせてドルも全面安。現在も円高・ドル安基調が続いています。

 

そして、FRBの利下げ観測でようやくアメリカ10年国債の金利2%を割り込むことが意識されだしたことから、

 

利下げ→アメリカ通貨が弱くなる→ドル安

 

というシナリオが本格化する可能性が出てきました。これから市場が利下げをどの程度織り込んでくるかによってチャンスが変わりますね。

まとめ

アメリカは世界経済の中心にいます。FRBは世界経済を左右する中央銀行ともいうことができますが、本来の目的はリーマン・ショックの時に行った「大規模な金融緩和からの正常化」
だったはず。

 

今回の利下げ観測で予定していた利上げをおこなうことができなくなりそうなことから、FRBの正常化は成就できなかったといわれるようになるかも知れません。

 

それでも経済はクルクル回っていきます。その主役が変わることになっても…。

 

大きな動きがあるとき「ピンチをチャンス」に変えたいですね!

 

この記事がお役に立てたらうれしいです。

 

それでは また!

コメント