2018年7月18日

世界で初めての株式会社を調べたら、超有名映画に登場する〇〇だった

初心者

株の歴史はいつから始まったんですか?

はかせ

それはね。今から400年以上も前なんですよ!

初心者

それって日本は何時代ですか?

はかせ

戦国時代が終わって、ちょうど江戸時代が始まった頃です。

世界初の株式会社

世界で初めて株式を発行した株式会社は、今から約400年以上前の1602年に設立されたオランダの東インド会社と言われています。
(Vereenigde Oostindische Compagnie:通称VOC)

オランダ東インド会社は、その他の通りオランダ国王を総裁として14の当座会社を統合して設立されました。

主にインドや東南アジアの特産品(絹や胡椒などの香辛料)をヨーロッパに貿易する会社だったそうです。

当座会社とは、航海の始まる時に出資を募って航海が終了した時に清算または解散するというスタイルの会社のことで、当時の貿易会社の大半は当座企業でした。

映画にもなっています

映画「パイレーツオブカリビアン」にも、
東インド会社関連の総督としてベケット卿が出てきますよね。

作中と同じように実際の東インド会社も軍事や行政、
外交特権が与えられていたので、相当な力を持っていました。

また、事業面では貿易に船を使っていましたので、
船を建造する費用や船員を雇うために非常に多くのお金を必要としていました。

そこで資金を集めるために「株式」を発行したのです。

東インド会社は、海外に貿易している企業からお金を出してもらって、
その代わりに「株(証券)」を出資した企業に証明書として渡しました。

これが世界初の「株」ではないかと言われています。

当時の株とは?

出資した企業の側から見ると、貿易船が無事に
商売を終えて戻って来れば、出資額に応じて配当がもらえます。

当時の航海は海賊に襲われたり、沈没したりするリスクが付き物でしたから、
1社ですべての費用を負担するよりもみんなでリスクを分散することができる
株はとても画期的だったのです。

出資者からすれば、実際のリスクはお金を出すことだけですから
とても効率が良かったわけですね。

それまでの会社は、会社が倒産した時は出資者が無限に責任を取らなければいけない
無限責任制でしたが、有限責任制にしたことで、出資額以上の損をすることがなくなりました。

また、継続的に事業をするということで、植民地を維持していくことができたうえ、
株式市場の所有権を自由に売り買いできるようになりました。

こうして現在の株式市場と同じように、いろんな人が気軽に出資や投資ができるようになったのです。

日本で初めての株式会社

日本で初めての株式会社と言われているのが1873年に設立された第一国立銀行という商業銀行(民間)です。

この銀行の総督は渋沢栄一という方で、東京証券取引所(8697)や理化学研究所(6462)を設立したり、王子製紙(3861)の創業者でもある日本資本主義の父ともいわれる大変偉い方です。

ちなみに第一国立銀行はみずほフィナンシャルグループ(8411)と名前を変えて、今なお存続しています。

株式会社第一銀行(だいいちぎんこう)は、かつて存在した日本の都市銀行である。統一金融機関コードは、0001(第一勧業銀行を経て、現在はみずほ銀行が承継)。前身の第一国立銀行(だいいちこくりつぎんこう)は、国立銀行条例による国立銀行(民間経営)で、1873年8月1日に営業を開始した日本初の商業銀行。1971年に日本勧業銀行と合併し第一勧業銀行となる。現在のみずほ銀行である。現在のみずほ銀行に至るまで、現在の東京証券取引所に上場していた。

Wikipediaより引用