アルゴリズム取引の謎~とうとう金融庁が正体解明に動き出すってよ!

投資・資産運用
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今日の日経新聞に高速取引に監視が付くことが報じられていました。

アルゴリズム取引や、HFT取引(ハイフリークエンシー)高頻度取引とかいわれていますね。

そうです。あのアルゴリズムってどんな風に動かしているんですか?

実は、その正体をよくわかっていないようで、金融庁がついに動き出しました。

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金融庁が 日本株を超高速取引する60社に対して登録制を推進

こんにちはとしぞうです。

2010年から始まった東京証券取引所の次世代取引システム「アローヘッド」によって、アルゴリズムによる高速取引が可能になりました。

今回は、日本の株式市場の半分を占めるようになっているとウワサの、アルゴリズム取引についてお話したいと思います。

 

この記事を読むと、

アルゴリズム取引の正体を知ること

ができ、

 

さらに、

個人でもアルゴリズム取引ができる証券会社

もご紹介したいと思います。

 

それでは早速いってみましょう!

アルゴリズムの連鎖反応で起きるフラッシュクラッシュ

今年のお正月に為替のアルゴリズムがフラッシュクラッシュをして、為替相場に激震が走ったのは記憶に新しい所ではないでしょうか?

 

株式市場でも、大量の注文が入って東証のサーバーに異常をきたしたり、AIが次々にリスクオフに動くことで暴落したりすることが頻繁に起こるようになりました。

 

そこで金融庁が今年の春をめどに、株価に急変をもたらすアルゴリズムの実態把握に乗り出し、国内外のHFT業者がどんなアルゴリズムで取引をするのか監視できる体制にしていくことになるようです。

 

そもそもアルゴリズム取引とはどんなものなんでしょうか?

痛烈なフラッシュクラッシュ!~サラリーマン投資家が注意すべき3つのこと
相場参加者が少ないときにヘッジファンドが狙っているのが、短期の〇〇仕掛け。個人投資家はどういうふうに対処したらいいのか、これから起こるフラッシュクラッシュの前に資産の安全対策をしましょう。

代表的なアルゴリズム取引の正体

詳細は各社によって異なるかも知れませんが、使われているであろう手法がいくつかありますので、見ていきましょう。

アービドラージ(裁定取引)

アービドラージは裁定取引とも呼ばれ、価格に相関性のある金融商品のさやを取るアルゴリズムです。

 

たとえば、仮想通貨が盛り上がっていた2017年くらいを例にすると、

 

Aという取引所で1BTCが50万円で取引されていました。
Bという取引所で1BTCが53万円で取引されていました。

 

A取引所で購入した通貨を、すぐにB取引所で売却すれば、確実に3万円儲かります。
アービドラージは、このような同一商品の価格差を利用した取引になります。

 

実際はもっと利益が小さくて、高速でやらないとまったくもうけられないので、人間がポチポチやってもダメみたいです。(笑)

数万分の1秒の単位で大量の売買をこなせるアルゴリズムを使えば、少しずつですがさやを取ることができるようですね。

マーケットメーク

マーケットメークは、取引所から指定されたマーケットメイカーが常時「売り気配」と「買い気配」を両方提示して、売買を成立させる方法です。

 

わかりやすく説明すると、「見せ板」を出して取引を活性化させるためのアルゴリズムです。

 

板にボーンと気配が出ることで、個人投資家の資金が流入しやすくなります。個人がやると「株価操縦」でアウトですが、取引所から指定された業者であれば、取引を活性化させるためにすることが可能です。

 

機関投資家からの「この銘柄を取引したいから、みんな集まって~」というサインともいえますね。

ディレクショナル

ディレクショナルは相場の方向に応じて注文を出します。

株式市場などで、将来的に値上がりが期待できる割安な銘柄を買い(ロング)、値下がりが予想される割高な銘柄を空売り(ショート)する戦略です。相場の方向性を予測して利益を追求する手法で、日本のヘッジファンドでも多く採用されています。

 

リスクを減らしながら、積極的にリターンも求めていく感じですね。

アイスバーグ取引

映画「タイタニック」はご存知でしょうか?

タイタニック号は海面から顔を出していた氷山の下にとても大きな氷塊があるのを知らずに、何度も乗り上げて沈没するほどの損傷を受けたとされています。

 

アイスバーグは「氷山」という意味で、「小さい売買のように偽装する」ことで「大きな注文をこなす」ためのリスクを軽減させる取引方法です。

たとえば、ある銘柄を何十億、何百億と大量に売りたいとします。

普通に売りを入れると、株価が暴落してパニックになってしまうので、AIが売買したいことを悟られない程度に小さい単位に分割して発注。

 

「大勢の人が売買しているように偽装」することで、マーケットにインパクトを与えないようにしつつ目的を達成します。

RSSアルゴリズム

相場の暴落が起きる直接的な原因を作っていそうなのが、RSSのアルゴリズムです。(あくまでぼくの勘ですが…)


AIが企業業績や政治・経済、個人投資家が情報交換する掲示板などのテキスト情報を収集・分析して自己の投資に利用するってやつです。

 

ネガティブサプライズをいち早く察知して、AIが売りを出す。それに反応したほかの機関投資家や個人投資家がさらに売りを出して株価は大暴落する…。

 

ぼくも取引時に掲示板を見ていると、上手な投資家さんは、自分が売買している板ではAIのパトロールを警戒して「どんな価格で売買したい」などの直接的な表現を避けているのが見受けられることから、そういったアルゴリズムが力を持っていると想像できます。

ステルス取引

ステルス取引は、大口投資家等がひそかに行う取引のことです。

板に気配が出ていない状態で誰かが注文を出した瞬間に、その注文が成立するように反対の注文を高速で出します。

 

その取引自体がなかったかのように偽装することで大きな注文を処理し、マーケットに影響が出ないよう、リスクを軽減します。

 

空売り系のヘッジファンドが良く使う手法のようで、「マーケットに影響が出ないように配慮」といえば聞こえはいいですが、ヘッジファンドも儲からないと話にならないので、儲けるためにわざとそうしているわけです。

 

たとえば、ある銘柄を空売りするとき、買いで入っている投資家が評価損に耐えられなくなって、投げ売りするよう、じわじわ真綿で首を絞めるように株価を下げてきます。

日足で見るときれいに右肩下がりになっていること多いので、わかりやすいと思います。

この間は、他の投資家には「まだ下がりそうだから危ない」と参入を躊躇させることによって、利幅の最大化を目論むわけです。

 

株価を一気に株価を下げてしまうと、割安感が出て新規の買いがたくさん入ってきたら、ヘッジファンドが踏みあげられかねませんからね。

個人でもアルゴリズム取引ができる証券会社

敵になると非常に怖いアルゴリズムですが、最近は個人でも簡単に使えるようになってきました。

それが楽天のマーケットスピード2です。

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まとめ

アルゴリズムによる取引についてはこれからも進化を続けていくことだと思われます。

巨額の予算を持ち、人間には到底できない圧倒的速度で、投資家の心理を突いてくるのです。

こう考えると、「どうやったって勝てそうにない」感じですが、それさえも今後は、「勝てそうな相場」を演出されていくような気もしています。

 

まぁ、真っ向勝負しても勝てるわけないので、戦略としては「こちらも賢くなる」しかないんでしょうね。

 

相場は生き物 日々勉強です!

 

それでは また!

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